看護師の復職支援通信講座は復帰に向けた
学習におすすめ!
メリットと注意点も紹介
「看護師として復職しても以前のように働けるだろうか……」
「今の医療現場についていける自信がない……」
このように、復職を前に不安を感じる看護師の方は少なくありません。特にブランクが長い場合、基礎的な知識を思い出せるか、医療現場の変化についていけるか心配になることもあるでしょう。看護師の復職に向けた学習の第一歩として、近年は「復職支援の通信講座(eラーニング)」を活用する方法もあります。自分のペースで知識を整理できるため、ブランクがある方にとって取り入れやすい学習手段といえるでしょう。この記事では、通信講座で学ぶメリットや注意点、選ぶ際のポイントについて詳しく解説します。
復帰したい看護師が「復職支援の通信講座」で学ぶメリット
復職に向けた学び直しにはさまざまな方法がありますが、通信講座は自分の状況に合わせて取り入れやすい学習方法の一つです。
ここでは、通信講座を活用する4つのメリットについて紹介します。
1. 自分のペースで学べる(育児や介護との両立)
2. 最新の医療知識を学べる
3. 周囲の目を気にせず、基礎から「学び直し」ができる
4. 知識を整理しながら自信を取り戻す準備ができる
●自分のペースで学べる(育児や介護との両立)
復職を考える看護師のなかには、育児や介護などの事情から、決まった日時に研修へ参加することが難しい方も少なくありません。復職支援の通信講座は、場所や時間を選ばずに学べる点が大きなメリットのひとつです。たとえば、家事の合間や子どもが寝たあとの時間など、自分の生活リズムに合わせて無理なく学習を進められます。学習を始めるタイミングを自分で調整できるため、「始めよう」と思ったタイミングですぐに取り組める点も魅力です。生活と学習を両立しやすい環境が整い、復職に向けた準備を前向きに進めやすくなるでしょう。
●最新の医療知識を学べる
看護の現場では、医療機器の進歩やガイドラインの改訂などにより、数年のあいだに知識や対応が変わることも少なくありません。復職支援の通信講座では、こうした最新の医療知識や処置の手順などについて、自宅にいながら学び直せるのが特徴です。数年前の知識のままでは戸惑いやすい内容も、通信講座で事前に確認しておくことで理解を深めやすくなります。必要な内容を自分のタイミングで学べるため、「今の現場についていけるだろうか」という不安の軽減にもつながります。復職前に知識をアップデートしておくことで、現場に戻った際の戸惑いを抑えやすくなるでしょう。
●周囲の目を気にせず、基礎から「学び直し」ができる
復職を考えるなかで、「今さらこんなことを聞いても大丈夫だろうか……」と不安に感じる方もいるでしょう。一定の実務経験があるからこそ、集合研修や実技研修の場で基礎的な内容を質問することに、ためらいを感じるかもしれません。復職支援の通信講座であれば、周囲の目を気にせず、一人で落ち着いて学習を進められるため、心理的なハードルが低くなります。たとえば、手順を忘れてしまった処置や、あいまいになった基礎知識についても、理解できるまで繰り返し確認できます。キャリアやこれまでの経験に関係なく、自分に必要な内容を基礎からじっくり学び直せる点は大きなメリットといえるでしょう。
●知識を整理しながら自信を取り戻す準備ができる
復職に向けて感じる不安のひとつに、「知識が断片的になっている」という点も挙げられます。そのため、「経験もあり、理解しているつもりなのに説明できない場面」が出てくる方も少なくありません。復職支援の通信講座では、必要な内容を繰り返し学習しながら、基礎から段階的に知識を整理できます。自分の理解度に合わせて進められるため、「ここがあいまいだった」と気付いた部分を立ち止まって確認できるのも特徴です。また、事前に基礎知識を整理しておくことで、実技研修での説明や流れも理解しやすくなり、学びがより定着しやすくなります。知識を整理しながら一つずつ積み重ねていくことが、復職への自信を少しずつ取り戻すきっかけにもなるでしょう。
復帰したい看護師が復職支援の通信講座で学ぶときの注意点
手軽に始められる通信講座ですが、いくつか気をつけたいポイントもあります。復職に向けた学び直しで後悔しないためにも、以下の3つの注意点を確認しておきましょう。
1. 実技(手技)は動画だけでは習得しにくい
2. モチベーション維持に工夫がいる
3. 講座内容が「今の現場」とマッチしているか確認する
●実技(手技)は動画だけでは習得しにくい
復職支援の通信講座は、看護知識の段階的な学び直しに有効です。しかし、採血や点滴の手技、最新機器の操作といった実技面は、動画だけでは習得しにくいのも事実です。画面越しでは力加減や手の動かし方といった感覚的な部分をつかみにくく、不安が残ることもあるでしょう。復職前は、通信講座で基礎知識を整理したうえで、実技研修なども組み合わせて受講することで、より理解が深まりやすくなります。実技研修だけでは知識の整理が不十分になりやすく、通信講座だけでは実践のイメージが湧きにくい場合もあります。それぞれの特徴を活かしながら学ぶことが、効率よく復職準備を進めるポイントといえるでしょう。
●モチベーション維持に工夫がいる
通信講座は自分のペースで学べる反面、基本的に一人で学習を進めるため、途中で学習が止まりやすいのが懸念点です。特にブランクが長い場合、「学び直しても本当に現場で通用するだろうか」といった不安も重なり、手が止まるケースも少なくありません。また、育児や介護、家事などの日常に追われるなかで、学習の優先順位が下がり後回しになる日が続くこともあるでしょう。このような状況が続き、学習を再開するきっかけをつかみにくくなることもあります。こうしたケースでは、ナースセンターのように、学習の進め方や復職への不安を相談しやすい環境を活用するのもよいでしょう。また、復職を目指す看護師との交流会などがあれば、無理のない範囲で参加してみるのもおすすめです。同じような状況の人と交流することで、前向きな気持ちを保ちやすくなり、学習のモチベーションも維持しやすくなるでしょう。
●講座内容が「今の現場」とマッチしているか確認する
復職に向けて通信講座を選ぶ際は、講座内容が現在の医療現場に合っているかを確認することが大切です。医療の現場では、ガイドラインの改訂や医療機器の更新、業務フローの見直しなどが定期的に行われており、数年前の知識がそのまま通用しない場面もあります。最新の情報が反映された講座を選ぶことで、「知識として知っている」だけでなく、「今の現場でどう行動すればよいか」をイメージしながら学べます。現場に即した内容で学習を進められると、復職後の不安軽減にもつながるでしょう。講座選びに迷った場合は、ナースセンターなど信頼できる機関が運営する通信講座を活用するのも一つの方法です。現場の動向や最新の医療情報を踏まえた内容が提供されていることが多く、安心して学び直しを進められるでしょう。
看護師が復職支援の通信講座を選ぶ3つのチェックポイント
多くの通信講座の中から自分に合ったものを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、通信講座を選ぶ際に確認しておきたい3つのチェックポイントを紹介します。
1. 受講費用と期間
2. 内容の網羅性
3. 実技研修との連携
●受講費用と期間
復職支援の通信講座を選ぶ際は、受講費用や学習期間を事前に確認しておくと安心です。ナースセンターでは、受講料無料や比較的費用を抑えた設定の通信講座も見られます。費用面の負担は、学び直しへの心理的なハードルにも直結するため、事前にしっかりチェックしておきましょう。また、通信講座では配信期間の長さも、重要なチェックポイントの一つです。特に育児や介護などで、毎日の学習時間に制限がある看護師にとって、期限に追われず学べる環境は大きな支えになるでしょう。ライフスタイルに合わせて学習を中断したり再開したり、繰り返し見直したりできる点は、長めの受講期間ならではのメリットです。無理のないペースで学び直せる講座を選ぶことが、学び直しの継続にもつながります。
●内容の網羅性
網羅された講座内容であることも、チェックポイントのひとつです。ブランクがある場合、点滴や検温、アセスメントなど、不安を感じる分野は人それぞれです。そこで、特定のテーマに特化した内容よりも、幅広い内容を網羅的に学べる通信講座を選ぶことが重要です。網羅性の高い講座であれば、基礎的な看護技術や考え方を一通り確認できるうえ、自分の弱点や理解が曖昧な部分にも目を向けやすくなります。たとえば、基礎看護技術に加えて、急変時の対応なども含まれていると、実際の業務をイメージしながら学習を進められるでしょう。また、網羅的に学び直せたという実感は、「必要な知識を一通り確認できた」という安心感にもつながります。その積み重ねが、復職後の不安を和らげ、自信を持って現場に戻るための土台にもなるでしょう。
●実技研修との連携
復職に向けた学び直しでは、知識のインプットだけでなく、実際に体を動かして確認する機会も大切です。通信講座で基礎知識や考え方を整理したうえで実技研修に臨むことで、「学んだ内容を現場でどう活かすのか」をイメージしやすくなります。特に、同じ機関が通信講座と実技研修の両方を提供している場合、座学と実践の連携力が期待できます。知識と手技を段階的に確認できるため、より理解が深まるのもポイントです。また、申し込みや日程確認、情報収集を一か所で行えて、復職準備にかかる手間を抑えやすい点も魅力です。ナースセンターでは、通信講座(eラーニング)と実技研修を組み合わせて活用できる体制を整えているところもあります。自分の状況に合わせて、知識と実技の両面をバランス良くアップデートしていけるでしょう。
復職支援の通信講座(eラーニング)で学べること
復職支援の通信講座(eラーニング)は、運営元によって内容に違いはあるものの、一般的に次のような分野を学べる講座が多く見られます。
・最新の看護技術
・急変対応の基礎知識
・電子カルテの操作や最近の医療機器について
・感染症対策の基礎知識
これらの講座では、基本的な看護技術の振り返りだけでなく、最新の医療技術や考え方についても体系的に学べるのが特徴です。
たとえば、感染症対策や電子カルテの操作方法などは、数年前と比べて手順や考え方が見直されているケースも少なくありません。こうした内容を事前に確認しておくことで、知識を整理しながら、現在の医療現場を具体的にイメージしやすくなります。
特に、医療技術や感染症対策などは変化が早いため、最新の情報に基づいた内容を確認しておくことが重要です。復職前に必要な知識をアップデートしておくことで、不安を軽減しながら次のステップへ進みやすくなるでしょう。
通信講座で学んで看護師に復職するなら愛媛県ナースセンター
愛媛県ナースセンターでは、復職を目指す看護師が不安を整理しながら次の一歩を踏み出せるようサポートしています。相談に対応するのは、看護師資格を持つ担当者です。現場経験や看護の実情を踏まえた視点から、一人ひとりの状況に合わせたアドバイスを受けられるのも魅力です。さらに、キャリア相談だけでなく、e-ラーニングなどの通信講座やセミナー研修などの就業支援までを一体的に行っているのも特徴です。一人ひとりの復職準備の段階に応じて、必要な支援を組み合わせながら活用できます。
愛媛県ナースセンターでの主な支援内容
・無料求人紹介
・就職相談
・講習会・セミナー(e-ラーニング含む)
・実技研修
・給付型「実践型就業チャレンジ研修」(希望する施設で研修)
愛媛県ナースセンターでは、県内の医療機関と連携した最新情報をもとに、ブランクの状況や希望に配慮した職場の紹介が可能です。地域に根ざした支援体制が整っているため、愛媛県内での復職を考えている看護師の、心強い相談先のひとつです。
また、通信講座(eラーニング)をはじめ、実技研修やセミナーなども実施し、学びを実践につなげる環境も整えています。
さらに、希望する施設で研修できる給付型の「実践型就業チャレンジ研修」なども取り入れています。
復職に向けた幅広いサポート体制を整えていますので、愛媛県内で復職を検討している看護師の方は、ぜひご活用ください。
愛媛県看護協会ナースセンターの無料登録はこちら
愛媛県ナースセンターの看護師向け通信講座
愛媛県ナースセンターでは、復職を目指す看護師向けの通信講座を実施しています。学研メディカルサポートが提供する「学研ナーシングサポート」を活用した、復職支援研修の通信講座(e-ラーニング)です。通信講座(e-ラーニング)の概要は、以下の通りです。
※定員に達した場合、受付終了。
県内各ハローワーク出張相談、ナースセンター窓口でも受付
認知症・高齢者コース
多職種連携コース
※2025年度実施カリキュラム
この通信講座では、申込後に個別のID・パスワードが発行され、そこから最大3ヶ月間の視聴が可能です。受講料は無料で、基礎看護技術や急変対応、感染対策など、復職前に押さえておきたい内容を網羅的に学べるのも特徴です。また、eラーニングでの学習に加え、希望に応じて対面形式の集合研修への参加もできます。実技を含む研修やテーマ別の講習を組み合わせて受講することで、知識の整理から実践へのつながりを意識した学びにつなげられます。なお、愛媛県ナースセンターの復職支援研修では、個別に学べる通信講座(eラーニング)と、対面で学ぶ集合研修の両方が用意されています。必ずセットで受講する必要はありませんが、通信講座で基礎知識を整理し、必要に応じて集合研修も活用することで、より実践的な学びにつなげやすくなるでしょう。通信講座で復職に向けた学び直しを希望している方は、ぜひご検討ください。お申し込みはこちら
まとめ
復職したい看護師は通信講座で学べる!
効率よい学び直しで復職の第一歩につなげよう
復職に不安を感じている場合でも、通信講座(eラーニング)の活用により、必要な知識を自分のペースで学び直せます。まずは、e-ラーニングで基礎を整理してから実技研修などにつなげていくことで、復職に向けた準備を段階的に進めることが可能です。ナースセンターなどの復職支援制度を活用しながら、ライフスタイルに合った方法で、無理なく復帰準備を進めていきましょう。